醍醐管長仲田順和師らが岩間寺及び檀信徒に行ってきた行為は、あまりにも非宗教的であり、非人道的であるため、通常の寺院の姿、僧侶の有り様を思い描かれている方からは「なぜ…?」「どうして…?」という疑問の声をたくさん頂いています。 そこで、今日まで寄せられた岩間寺問題に関する様々な疑問をまとめてみました。 |
Q:現在岩間寺にいる方はどういう方ですか? A:醍醐寺の僧侶が来ていますが、どういう身分かはわかりません。 当初派遣された醍醐寺の僧侶は、「仲田の代理(仲田住職より住職と対等の権限を与えられている←意味はよくわかりませんが)」と言っていました。 当初彼は檀信徒らに敵対心むき出しでしたが、岩間寺に来て地元の方や檀信徒の話を聞き、醍醐寺で聞いていた岩間寺の話や仲田順和師や醍醐寺のやり方に疑問を持ち始めていました。すると途端、突然いなくなりました。 その後は、最近、仲田順和師の名義になったお寺に異動になったと聞きます。 私たちには何一つ説明もなく仲田順和師の都合で人がころころ変わるので、現在いる僧侶がどういう立場かわかりません。 |
Q:岩間寺で奉仕している人は、檀家ですか? A:いいえ。普段は、以前からの岩間寺の職員さんと醍醐寺の僧侶です。 以前は檀信徒が率先して奉仕していましたが、現在は一歩ひいて傍観しています。 人手の要る時は、醍醐寺の職員に連れられ、なぜか真如苑の信者さんが手伝っているようです。 |
Q:なぜ、責任役員や総代の地位ではなく、住職の地位を率直に争わなかったのですか? A:残念ながら住職は宗教的地位で裁判では争えない、との判例があります。 ですから、私たちは今回責任役員(代表役員を含む)と総代という宗教法人法に定められている役員の地位を争っているのです。 |
Q:このような問題は、岩間寺だけですか?他の醍醐派の寺院は問題ないのですか? A:いいえ。届出書類の無視、認証の保留・情報の隠蔽等あるようです。 あるお寺では、「後任住職は公務員と兼ねることは出来ない」と言われ、困っていると聞きます。 また別のお寺では、「乗っ取りを防止するためには、本山(醍醐寺)の幹部を役員に入れなければならない」と言われたそうです。そして「従わないときは認証しません」とも言われたそうです。 もちろん、そんな法律はどこにも存在しません。 |
Q:お寺の世襲自体が問題だったのでは? A:世襲については、議論の分かれるところでしょうが、岩間寺の場合、龍空住職の娘さんが副住職として育っていましたし、檀信徒はじめ内外ともに継いでくれることを願っていましたので、その議論には当てはまりません。 |
Q:住職が亡くなれば、家族は出て行くのが当然では? A:もちろん、家族の立場がお寺とは全く関係がない等、住職の同居人であるだけならば、そうかもしれません。 それにしても生活の基盤が突然なくなるのですから、当時者同士の話し合いが持たれるべきでしょう。 岩間寺の場合、住職の家族は単なる同居人ではなく、龍空住職の奥さんも娘の副住職も岩間寺の職員であり、住職を支え岩間寺を守っていました。また、檀信徒との親交も深く、なくてはならない存在でした。だからこそ、龍空住職が亡くなって仲田順和師が強制執行を行うまでの二年もの間、岩間寺は穏やかに保たれていたのです。 それを、何の話し合いもなく規則に違反してまで一方的に追い出すのは、宗教者として、そして人間としての資質に疑問を感じます。 |
Q:岩間寺のように、本山が末寺に一方的に介入出来ること自体が考えられないのですが? A:本山と末寺は、個々の宗教法人であり、その点では対等です。歴史も慣習も独自のものであり、本来本山といえど干渉すべきではないと思います。 岩間寺の場合、醍醐寺が岩間寺の現状を一切顧みず介入するという、他の宗派では考えられない異常であり恐ろしいケースと言えます。 |
Q:住職が来ない岩間寺の法要はどのようになっているのですか? A:事情をよくわかっているのかわかっていないのか不明ですが、醍醐寺から色々な僧侶がその時間だけ来て、形だけ整えて済ませています。 醍醐寺側は、岩間寺の引き継ぎを拒否したので、本来の意味・意義も無いに等しいと思います。 そのためか、出来るだけ信者の目に触れぬよう、信者を遠ざけているとすら感じます。そこに、岩間寺のご本尊への信仰も敬意もありません。だから、信者の心に響きません。だから、人が来ず、荒れるのではないでしょうか。 |
Q:仲田住職はなぜ来ないのですか? A:わかりません。 宗教者なら、普通の神経の人間なら、信仰心・良心・責任感から何らかの行動を起こす筈ですが、現在岩間寺の現場での責任の所在すらうやむやになっています。 仲田順和師は、数え切れぬほどの寺院の住職になり、役員になり、花見で忙しい・五大力で忙しい・伝法学院の入学式で忙しい、卒業式で忙しい、彼岸で忙しい…(醍醐寺の僧侶の説明)と逃げ回り、かたや真如苑の行事には醍醐寺総出で出かけているようです。もともと権利だけ欲しくて実務をするつもりなどないといわれても仕方ない状態です。 醍醐寺から発表されている管長の予定を見る限り、そんなに忙しいとは思えませんが。。。 |
Q:第三者委員のような機関に訴えることはできないのですか? A:他の宗派には、多少の性格は違っても宗派内の問題を解決するような機関があり、さまざまなトラブルを回避しているようですが、醍醐派にはありません。 そもそも、問題を起こしているのが宗派の長である管長ということからも、問題の深刻さを感じて頂けると思います。 |
Q:岩間寺のホームページには「岩間寺は近年まで醍醐寺が管理していた」とありましたが? A:全くのデタラメです。 醍醐寺の主張を整合する為の苦肉の言い訳です。歴史の改ざんを堂々と本山がすることが、驚きを超え恐ろしいと思います。 |
Q:御縁日にお参りして、奥さん(龍空住職の妻田居良子さん)を見かけたので、懐かしくて話しをしていると、物陰で立ち聞きしているお坊さんに気づき嫌な思いをしました。 A:そうなんです。いつも檀家がお参りに行くと監視されます。 誰と何を話しているか、どこに行ったか等々、常に報告するよう仲田順和師に言われているそうです。 聞ける人であれば、何を話したかを後で聞き出し、自分たちが如何に正しいかを力説していると聞きますが、信者様の殆どは信用していないようです。 |
Q:岩間寺の役僧から「お盆のお参りはどうか」と連絡があり、呆れています。 A:お気持ちお察しいたします。 仲田順和師は、裁判では岩間寺の住職就任を正当化する為、「岩間寺には檀信徒も役員も誰もいなかった」と堂々と主張しています。裁判での主張と矛盾があります。 住職の責任も果たさず、平然と嘘をついたり、誤魔化す仲田順和師や役僧には呆れるばかりです。 |
つづく |